2015年2月11日水曜日

これまで中型の燻製機を使ってきたのだが、どうも安定しない。
チーズなどはうまくいく「確度」は高まってきたのだが、、

で、考えた。何が悪いのか、、、(たいしたことはないのですが、、、)
うまく行くものもあれば、失敗もある。失敗の要因を考えると
1:時間
2:温度
3:表面の汗

このあたりだろう。それぞれ別の理由がある。

1:時間、書籍で凝った燻製では2時間とか4時間とかすこし長すぎる気もする。(条件によるのだろうけど)
2:温度、温度が上がりすぎる傾向があり、コントロールが難しい
3:表面の汗、これが今回のテーマ

燻製器を使う時はやたら準備やら片付けやら大変。いきおい一度の燻製でいろいろな種類を大量にやろうとする。

すると一つ一つに気を配れなくなる。すると何に悪影響を及ぼすのか?
燻製をしていると食品の表面に水滴が出てくる。これを放っておくとこの水分に燻製の煙が「苦みや臭み」として付いてしまう。
対策は表面の汗はこまめに拭き取ればいいのだけど、あれこれやろうとすると手と気がまわらなくなる。

解決方法は、、一度に一品に集中する。
だが言うは易し。妨げる原因は?すでに書いているが、気楽にやって気楽に片付ける環境が重要だと言う結論に達した。(現時点の結論)

というわけで、台所でお気楽に燻製する方法を考えた。で結論はこれ。



ホームセンターふらふらしていたら目に付いた。
SOTO スモークポット
ST-126RD



これなら準備も片付けも簡単そう。(あくまでも比較)
ちなみにホームセンターでは 3,700くらいだったか、、しまった。amazonの方が安いやん。。ま、国内にお金流通させたと思って諦めよう。

付属品は本体、網、温度計、説明書、簡単レシピ。

簡単レシピにゆで卵の燻製が載っていた。
これをうずらの卵でやってみた。

レシピではチップは10gとのこと。なんか心許なくて15gにしてみた。これに香り付けの粉も加えて16gとしてみました。




今回ウズラの卵は生から茹でるのではなく、すでに茹でてあるものを購入。
12個入りで200円ちょっと。ちなみに生は10個で100円くらい。

で、下味としてそばつゆにつけ込んで2時間超
その後表面をよく拭いて下処理完了

鍋の掃除しやすいように底にアルミホイルひいて、付属の網の上に卵をならべます。


でもこれはチップのしきかたが悪かった。
写真であるように中央部に山状にしてしまった。

正解はチップを鍋の底に広げて、早く均一に熱が広がる様にした方がいいようです。

この方法でも問題は残ります。
1:やっぱり温度の上昇を抑えきれないこと
2:室内に燻製の臭いがこもること

しょうがないとはいえ、今後どうやって解決するか考えていく必要がありそうです。
できあがりはこんな感じ、良い色です。
味は、、美味しいです。味付けはそばつゆの濃度とつけ込む時間で調整するとして、十分燻製されています。

実は今回「うづらの卵」である理由は、テレビでファミリーマートの「ウズラの卵の燻製」が美味しいという話を聞いて食べてみたのが始まりです。

コンビニの燻製たまご、まぁ、、、おいしい。。。でもくやしいじゃないですか、初心者とはいえ、燻製始めた身としては。

味の比較は、、、現時点ファミマの勝ちかな?でもやっぱり燻製本来の味としてのポテンシャルはこっちのほうがいい。。と思う。。主観的には、、、



今後下味の付け方に改善の余地ありですな。
さきほど16g使ったチップは使用後こんな感じ。たしかに10gでもいいかも。



片付けは想定通り激楽です。
十分に冷えてから「激落ち君」でゴシゴシすると簡単にきれいになります。



これはamazonから買うよりご近所で買う方が良いでしょう(笑)